赤坂日枝神社山王祭2017 神幸祭のない年の日程と見どころは?パワースポットも紹介!

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ライターのtomoです。
毎年6月に行われる東京・赤坂の日枝神社の山王祭
山王祭は都内で行われる祭礼の中でも最大規模であり、かつ京都の祇園祭、大阪の天神祭と並び「日本三大祭」の一つとも言われているお祭りなんですよ。
首都圏に住んでいる方は、都内のお祭りはいつでも行けるからと言って行くのを後回しにしがちですが、ぜひぜひ今年出かけてみませんか?
今年の山王祭の見どころをご紹介します。

Contents

有名な神幸祭は今年はないの?

山王祭の中でも「神幸祭」は、巡行の舞台が東京の中心部各地であるということもあり、江戸のお祭り情緒を味わえる非常に格式高い行事です。
しかしながら神幸祭は神田祭と交互に2年に一度行われる行事で、次回は2018年に開催予定です。
意外と知らない方もいるので要注意です!
2017年の今年は神幸祭はありません。
まだ生で見たことのない方はぜひ来年見に行ってみましょう!
とはいえ考え方を変えれば、行列がない今年はそのほかの行事をゆっくり満喫することができるチャンスの年なのです。

日枝神社と山王祭とは…?

日枝神社は山王大権現をご祭神とし、徳川将軍家の産土神として幕府から保護を受けていた神社です。
祭の際にはなんと山車や神輿が江戸城に入り将軍が上覧することも許されており、ほかの神社とは別格の扱いを受けていたと言います。
時代が移ろい幕末になると、将軍が江戸を不在にすることも多くなり、さらに山車を預かる氏子町の経済的な負担もあって、お祭りの規模は縮小しました。神幸祭が隔年開催になったのもこの理由が大きいのです。
しかしながら現在もなお山王祭は継続されて行われています。神田祭と並び「天下祭り」と称し、毎年交代でお祭りを行っています。

山王祭のスケジュールは?

2017年の山王祭は6月7日(水)~17日(土)に行われます。
主なスケジュールは以下の通りです。

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7日(水) 11時 八坂神社例祭(末社)

8日(木)12時15分 ミニコンサート「にっぽんの歌」

10日(土)10時~16時 江戸の伝統「里神楽」松本源之助社中(神楽殿)
11時 表千家家元献茶式(本社)

11日(日)日中 江戸の伝統「里神楽」松本源之助社中(神楽殿)
11時 境内茶園並狭山新茶奉納奉告祭(本社)
13時45分 奉納剣道大会(境内)
13時 夏越稚児祭 1回目(本社)
14時 夏越稚児祭 2回目(本社)
15時 夏越稚児祭 3回目(本社)
16時30分 第29回奉納剣道大会奉告祭(本社)

13日(火)10時~16時 「摂社神楽囃子」松本源之助社中(摂社齋庭)
11時 摂社祭(日本橋日枝神社)
18時 献灯祭(本社)

13日(火)~15日(木)18時30分 ~20時 山王音頭と民踊大会(境内)

14日(水)日中 江戸の伝統「里神楽」若山胤雄社中(神楽殿)
18時~20時「神楽囃子」麹町囃子(神楽殿)
11時~15時「野点御茶席」裏千家永井宗圭社中(齋庭)
18時 献灯祭(本社)

15日(木)日中 江戸の伝統「里神楽」若山胤雄社中(神楽殿)
11時 例祭 -皇城鎮護・都民平安祈願-(本社)
11時~15時「野点御茶席」宗徧流 細田宗栄社中(齋庭)
12時「山王太鼓」日枝神社奉賛青年会(齋庭)
18時 献灯祭(本社)
18時~20時「神楽囃子」麹町囃子(神楽殿)

16日(金)11時 煎茶礼道日泉流献茶式(本社)
11時~15時「野点御茶席」宗徧流 細田宗栄社中(齋庭)
13時 山王嘉祥祭(本社)
東京和菓子協会の技術者が「菓子司」として神前にて和菓子(煉切)を作り奉納します。

17日(土)10時 裏千家家元献茶式(本社)

参考:山王祭HP

2017年の山王祭の見どころは?

6月7日(水)~17日(土)通して齋庭にて狭山茶茶席・嘉祥祭菓子接待席・奉納生花展が行われます。
土日はかなり行列しますが、平日を狙えば多少はゆっくりお花の観賞とお茶と和菓子を頂けます。

11日(日)には稚児行列が行われます。

健やかなこどもの成長を願い、稚児装束に身を包んだ子供たちが茅の輪くぐりのお練りに参加します。
男女共3歳から7歳までのお子様が参加でき、事前申し込みが必要です。
御初穂料は一人10,000円(祈祷料他・稚児装束・記念写真・おみやげつき)です。
特に装束を身にまとったお稚児さんはとってもかわいらしく、毎年申し込みが殺到するそうですよ。

そして13日(火)~15日(木)は山王音頭と民謡大会です。
主な楽曲は八木節・白浜音頭・千代田踊り・東京音頭・炭坑節など。
テントの中にやぐらを立てるので雨天決行です。
浴衣を着て踊りの輪に混じるのも楽しいですね。

せっかく行くならば!日枝神社のパワースポットとは?

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日枝神社のご祭神の山王様は比叡山の山神様である「大山咋神おおやまくいのかみ」です。日枝神社、一見変わったお名前ですが、比叡山=ひえいざん=ひえの神=日枝神社という由来があります。
大山咋神様はくい=杭という言葉の通り、物事の基礎や要を司り、計画実行力やゆるぎない実績を生む力を持つと言われています。
また、日枝神社にはイザナミノカミも祭られています。イザナミノカミは日本のさまざまな神様を生んだお母さんです。
縁結びと子授けの神様として有名です。
そんな神様にあやかりたい方は以下のパワースポットも合わせて訪れてみてくださいね!

1)末社の猿田彦神社と山王稲荷神社

仕事運・道開きの強力パワースポットです。特に山王稲荷は地主神ですのでここをきちんと参拝しておくことが開運のポイントです。

2)拝殿前の神猿像

日枝神社=比叡山というお話は先ほどしましたがその山の神の使いとして古くから大切にされていたのがお猿さんです。猿はさる、えんと読みますが「魔が去る」「勝る」「縁」ということで非常に縁起がいいのです。
犬同様安産で、母性をはぐくむパワースポットとしてしっかりあやかりましょう。

3)拝殿・本殿

仕事運・出世運アップの強力スポットです。
ただお祭りを楽しむだけでなく、しっかりご祭神にもお参りしておきましょう!

日枝神社へのアクセス
http://www.tenkamatsuri.jp/access/map01.html
日枝神社境内マップ
http://www.hiejinja.net/grounds.php

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まとめ

神幸祭がなくても楽しめる山王祭へ行ってみよう!
山王祭の見どころ紹介はいかがでしたでしょうか?
お祭り期間中は屋台も境内に並びますし、色々飲み食いしながらお祭りを楽しむのもいいですね。
梅雨入り前のさわやかな気候のもと、近くまでお出かけの際はぜひ立ち寄ってみてください。

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