生まれてはじめてカプセルホテルに泊まってみました。
これを読んだらあなたの不安もなくなると思います。
生まれてはじめてのカプセルホテル。
以前から、気にはなっていたのですが、なかなか機会もなく、勇気!?もありませんでした。
今回、飲み会に参加して、たぶん終電の時間には帰れなさそうだったので、前日に、カプセルホテルを予約してみました。
楽天トラベルで探してみると、結構な数のカプセルホテルがあったのですが、一つずつ見てみると、意外にいろんな特色があるようです。
定番なのは、サウナ併設のカプセルタイプですが、今は女性専用だとか、個室もあったり、シャワーだけの簡易設備で二段ベッドのところなど、いろいろあるようですので、自分の希望にあったところを選べそうです。
私は今回、定番のサウナ併設タイプのカプセルホテルを選択しました。
飲み会の場所に近かったのが一番の理由ですが、朝食付きで一番安かったことが決め手となりました。
大阪・梅田の「カプセルホテル大東洋」さんです。
場所は梅田の駅から徒歩5分程度ですので、立地は抜群です。
周りにはコンビニや居酒屋もありますし、朝から食事の出来るところもたくさんあります。
まずはチェックインのため、エレベーターで2Fに上がります。
はじめての利用であることを伝えると、親切丁寧に、館内の利用についていろいろと教えてもらえます。
私は楽天トラベル経由だったので、その旨も伝えました。
私がチェックインしたのが午前0時頃だったのですが、カウンターに列が出来るほど繁盛していました。
土曜日なので、私と同じように、飲んだ帰りの人が多いのでしょうか。
スーツケースの人もいましたので、旅行の人も多いようです。
エレベーターを降りて、靴箱に靴を入れて鍵をします。
チェックインの際に、下駄箱の鍵を預けます。
これで勝手に帰ることが出来なくなります。
それと引き替えにロッカーの鍵をもらいます。
ロッカーの中には館内で過ごすための部屋着が用意されています。
まずはそれに着替えます。
驚いたのは、パンツまで用意されていたことです。ボクサーパンツです。
完全に自分のものが何もない状態になります。
パンツは人によってはちょっと抵抗があるかもしれませんね。
私は用意されたパンツを履き、部屋着を着て、荷物一式をロッカーに入れました。
スーツケースなどの大きい荷物は別に置き場所がありますので、そこに置いてワイヤーロックします。
その後、お風呂にはいるために、違う階(5F)へ移動します。
その際にスリッパを履いて移動します。
お風呂に到着後、狭い脱衣場で部屋着を脱ぎますが、ここにきれいなタオルが大量におかれていますので、それをもって入ります。
お風呂の中には、ひげ剃りや歯ブラシ、体を洗うためのナイロンのタオルなども用意されています。
ここのお風呂は内風呂と露天風呂、サウナに分かれています。
内風呂も露天風呂も10人程度しか入れないサイズだったので、少々残念です。
洗い場は20カ所ほどあって、シャンプー、コンディショナー、ボディソープと一式用意されていました。
入浴したときは人が多かったこともあって、シャワー圧が若干低いのが気になりました。
天然温泉で、掛け流しでしたが、温度が多少低かったのも残念です。
入浴後、脱衣場にあるタオル(バスタオルではない)で体を拭いて、部屋着に着替えます。
ここにも新しい部屋着とパンツが用意されていました。
洗面所にはドライヤー、綿棒、化粧水やヘアケア類、整髪料なども用意されていました。
その後、いったんロッカーに戻って、スマホなどを取り出して、自分の寝床へ向かいます。
まだ寝たくない人は2Fに新聞やテレビ、5Fには休憩所、食事処、マッサージなどがあります。
ドアを開けて、中にはいると、カプセル型の寝床がずらっと並んでいます。
自分のロッカーの番号と同じカプセルへ行きますが、番号によって、階も場所も異なりますので、番号を確認して移動します。
中に入ると、まさに典型的なカプセルホテルです。
上下二段に分かれているのですが、チェックインの時に上か下かを選べます。
係りの人曰く、上は登るのが面倒ですが上の音を気にすることがありません。下は上の人の音が気になる場合もありますが、出入りは容易です。
私はどれくらい音が気になるのか分からなかったので、無難に上にしておきました。
実際に登ってみると、確かに登るのが多少大変です。
酔っぱらった状態や、ハシゴに登るのが苦手な方にはオススメしません。
で、部屋の中ですが、思っていたよりは広く感じましたが、身長175CMの私で、ぎりぎりです。
180CMとかある人は確実に足が伸ばせません。
テレビも見られるようですけど、音を気にしてしまうので、見ませんでした。
コンセントがありますので、スマホなどを充電しながら、使用するのがいいいかと思います。
枕元にはスマホやペットボトルが置けるようになっています。
気になったのは室内の温度です。
思ったより暑いです。
お風呂に入った後ということもありますが、個別にエアコンがあるわけではなく、送風の穴があるのでそれで調整するようです。
飛行機とかであるような感じです。
真冬でしたが、布団なしで寝れました。
布団はちょっと固めです。
カプセルの入り口はロールカーテン状のものを下げて目隠しするだけです。
完全に密閉されるのかと思っていたので、ここは想定外でした。
このような状態ですので、当然、音は漏れるんですが、私のエリアは比較的うるさい人がいなかったので、非常に静かでした。
私がカプセルに入った時点で半分以上のロールカーテンが閉まっていましたが、かなり静かな状態でした。
多少いびきをかいている人がいそうなものですが、全く静かでしたので、用意した耳栓も使用することなく寝ることが出来ました。
ただ、朝方になると、起きる時間が人それぞれなので、目覚ましがひっきりなしになります。
私が泊まった翌日は日曜日でしたので、比較的、みなさん遅めの起床でしたが、6時過ぎた辺りから、目覚ましが各カプセルで鳴っていました。
ですので、この時間からはあまり寝れなくなります。
仕方がないので、ちょっと早めに起きて、朝風呂に入りましたが、朝は空いていますし、目も覚めるのでオススメです。
朝食付きを選択しましたので、5Fの食事処で朝食を食べました。
チェックインの際に朝食券がもらえるので、それを係の人に渡して、
「鮭定食」「納豆定食」「目玉焼きソーセージ定食」「カレーライス」の中から選びます。
私は「目玉焼きソーセージ定食」のご飯を選びましたが、トーストでもいいようです。
ボリューム満点で、朝から満腹になりました。
コーヒーも無料で飲めます。
チェックアウトは10時ですので、朝食後、新聞を読んでから、ロッカーで着替えます。
ロッカーにも洗面所があって、アメニティが一通りあります。
ロッカーの鍵を返して、精算して、チェックアウト完了です。
生まれて初めてのカプセルホテルで、多少の不満がありましたが、価格を考えると非常にコストパフォーマンスがいいと感じました。
終電がなくなったときには、またお世話になるかと思います。
梅田の駅から近く、ご飯のおいしいカプセルホテルです。 |