夏休みの工作(自由研究)にピッタリ! ゾートロープ(回転のぞき絵)でアニメーションを作ろう!

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夏休みが近づいてくるとあなたも夏休みの工作や自由研究のことを思い出しませんか?
実際に小学生のお子さんがいる場合は尚更ですよね。

最近は、みんながいろいろ工夫を凝らした夏休みの工作などをしているので負けずに頑張りたいとお子さんも思っていることでしょう。(実際は親の方が一生懸命!?

そこで今回ご紹介したいのは夏休みの工作(自由研究)にぴったりのゾートロープという回転のぞき絵でアニメーション作りをご紹介していこうと思います。

意外に簡単に作ることができますので、ぜひ、今回の記事を参考に夏休みの工作として作ってみましょう。

Contents

ゾートロープとは?その仕組みは?

まずは、ゾートロープ自体がどのようなものなのか、その仕組みからご紹介していきましょう。
Youtubeの動画見ると分かりやすいかと思います。

ゾートソープは円筒の内側に連続した動作の絵が貼ってあって、その絵の間に内側にかかれた絵を見ることができるように隙間があります。

この連続した絵が動いたように見えるために、円筒が回転させます。
すると隙間からみえたり見えなくなったりすることで仮現運動と呼ばれる動いていない絵が動いているように知覚現象が起こるのです。

もう少し詳しく説明すると、ゾートロープは隙間がない部分が目の前にある時に目にはなにも見えません。
そこで円筒を回転させることで隙間が来たときに絵が視界に入ります。
さらに回転することで再び視界から絵が消えます。
これを繰り返すことで絵がキレイにつながって動いているように見えるのです。

この原理は、じつは映画やテレビなどに応用されています

ゾートロープの簡単簡単な作り方は?

では、小学生でも作れるゾートロープの簡単な作り方をご紹介していきましょう。

用意するもの:
アイスクリームなどの広めの紙カップ
ストロー
コピー用紙
筆記用具やセロテープ、マジック、ハサミやビニールテープ

作り方:

1)まず、紙カップの側面に黒のビニールテープを貼りましょう。
  テープがない場合には、側面を全部黒くマジックで塗ってもかまいません。
2)つぎに紙カップの口に8等分になるように印をつけます。
3)印をもとに紙カップに幅5ミリほどのスリットを8カ所に入れていきます。
4)ハサミでストローの先端を4つ切込みを入れて開きます。
5)紙カップの裏の中心部分にセロハンテープでストローを貼り付けます。
6)コピー用紙に紙カップのスリットの間の面の大きさでカットして8コマの絵を描きます。
7)両面テープで絵を紙カップの内側に貼っていきます。
8)8枚の絵を貼ったら完成です。
ストローを両手で挟むようにして回転させながらスリットから中をのぞいてみましょう。
絵が動いているようにみえるでしょう。

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ゾートロープの回転数は?

ゾートロープの回転数によって、より動きがナチュラルになります。
けれども、回転数を上げることを考えなくても小学生の夏休みの工作には問題ないと思います。

とはいえ、回転数によって動きの差がどのように出るかを自由研究にするなら、いろいろな回転数で試してみるのもよいでしょう。

ゾートロープはどこで買える?

ゾートロープを夏休みの工作にしようと思っているけれど、最初から自分で作るのは大変という方は、キットが販売されているので利用してもよいでしょう。

ただ、小学生がつくるゾートロープはそんなに難しくないので、一から自分でトライしてみてもよい経験になると思います。

ゾートロープ でトトロ!?ジブリ!?

じつは、ゾートロープはジブリでもトトロのゾートロープが三鷹の森ジブリ美術館に設置されているほど注目されているものでもあります。

また、トイストーリーなども立体のゾートロープを作って公開しています。

小学生の夏休みの工作としては、そこまで高度なゾートロープを作るのは難しいかもしれませんがゾートロープの進化形として参考になるのでチェックしてみると良いでしょう。

また、普通のゾートロープは飽きたという場合には、立体で挑戦してみたりすると良いと思います。

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まとめ

いかがでしたか?

今回は、夏休みの工作や自由研究にぴったりのゾートロープについてご紹介してまいりました。

ゾートロープと言うとちょっと難しそうなイメージがありますが、実際に見たことがあるお子さんも多いでしょう。

自宅にある材料で簡単に作れて楽しいので、工作にもぴったりです。

イラストを考える時にちょっと動きがあるようにデザインすることなど、難しいことも少しあるかもしれませんが、いろいろなパターンで楽しんでみるのもいいですね。

幾つかつくってその差を自由研究としてまとめたりと、さまざまな使い方があるのでぜひ、今年の夏休みに挑戦してみてはいかがでしょうか?

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