こんにちは、ライターのayamamaです。
友だちや会社の上司などが入院することがあります。
そんなとき、お見舞いをした方がいいかなと考えますが、入院したばかりの時や手術の前後などは、お見舞いがかえって迷惑になってしまうケースも少なくありません。
実際にわが家では父が入院をした時にもお見舞いはお断りしていました。
なぜなら、病後の身体は肉体的にも精神的にも弱っていることや自分自身の弱い姿を他人に見せたくないという父の意向があったからです。
このようにお見舞いは遠慮した方がいい時には、お見舞いのお手紙を書くという方法があります。
とはいえ、お見舞いのお手紙を書くのも慣れていないと、どのように書けばいいか迷ってしまいますね。
そこで今回は、お見舞いの手紙を書くときのマナーと文例をご紹介しようと思います。
ぜひ、参考になさってください。
Contents
お見舞いのお手紙の書き方のポイントは?
まずは、お見舞いのお手紙を書くときに押さえておきたいポイントをご紹介していきましょう。
お見舞いの手紙を書くときに、一番大切にしたいことは相手を思いやる気持ちを表すことです。
自分が受け取った時にどのように感じるかというように、自分が相手の立場になって書いてみると文面も浮かびやすいでしょう。
相手がすこしでも励まされて、明るい気持ちになれるようなお手紙を書きたいものです。
手紙を書くときに気をつけなくてはいけないこともあるのでご紹介しておきましょう。
お見舞いの手紙を書くときに気を付けること
お見舞いの手紙は相手のことを心配している気持ちが伝わることが一番の目的です。
それなのに相手の気分を害してしまっては意味がありません。
そこでいくつかの注意点があります。
1.時候の挨拶はいらない
一般的に手紙を書く際に時候の挨拶などからスタートしますが、入院の知らせを聞いて急いで手紙を書いたことがつたわるように時候の挨拶は入れなくていいです。
形式を気にすると、ぎこちない文章になってしまうので気を付けましょう。
2.忌み言葉はつかわない
不吉なことを連想させる忌み言葉は、お見舞いのお手紙で使わないようにしましょう。
忌み言葉の例を挙げてみますと「弱る」「衰える」「重なる」「続く」「消える」「落ちる」といったものです。
3.病名や病状を聞かない
病名や病状などが気になっていてもプライベートな事なのでくわしく聞くのはやめましょう。
4.直接的な励ましの言葉は避ける
こちらはつい書いてしまいがちですが、直接的な「頑張ってね」とか「早く良くなってね」というような言葉は使わないようにしましょう。
受け取った相手は「がんばっているのに」「自分で治すことはできないのに」と悲観的に摂ってしまうことがあります。
5.ネガティブな言いかたはしない
つたえたい思いがあってもネガティブな書き方はしない方がいいでしょう。
友達に当てたお見舞いの手紙の文例
それでは、実際にどのようなお見舞いの手紙を書けばいいのか、その文例をご紹介しておきましょう。
「○○さんへ。
先日入院されたことを伺い、とても驚いております。
その後、お体のほうはいかがですか?
いつも元気な○○さんのことですから、すぐに快方に向かうと信じています。
家族や仕事のことなど心配になるとは思いますが、まずは自分の身体が一番ですからゆっくりと静養してくださいね。
すぐにでもお見舞いに伺いたいところですが、落ち着かれてから、折を見てお伺いします。
1日も早く回復されることを心よりお祈りしています。
まずは、お手紙にてお見舞い申し上げます。」
といった感じて、相手の身体を気遣った言葉でお見舞いの気持ちを伝えられるとよいでしょう。
お見舞いのメールを書く場合の注意点は?
最近は手紙よりメールという人も増えてきています。
メールでのやり取りは相手に直ぐに届くということですので、お友達の場合には手紙の変わりにメールでもよいでしょう。
けれども、メールをうったら返事が来ると思っても、お見舞いメールの場合には病気で体調が悪いときなので返事を打たせるのは申し訳ないですよね。
そこで、「まだまだ体調がつらいと思いますので返事は不要です」と一言添えて送るようにしましょう。
まとめ
いかがでしたか?
今回は、お見舞いのお手紙を送る際のマナーやポイントと共に文例もご紹介してまいりました。
お見舞いのお手紙を送る時に一番大切なことは相手のことを思いやることです。
相手が不快になる様な言葉を遣わないようにするなどの配慮をしたうえで、心のこもった手紙を書きたいものです。
今回ご紹介した文例はほんの1例ですので、自分が伝えたいことを上手に言葉にまとめて、友達が喜んでくれる、励ましになる様な手紙を書くようにしましょう。